「辻村七子」さんという小説家

群馬の総合セラピースクール
スペースアンジュの
小暮奈々子です。

毎日本を読んでいますが
私の場合
本から
知識を得るというよりは
現実生活の中で固まってしまった
脳の緊張を解放するためなので
マニュアル本ではなく
小説です。

膨大な量の作品を読みますが
心の琴線にふれる作品に出会うと
今度は「作家読み」という
段階に入ります。

つまり
お気に入りの作品を書いた
作家さんの作品を
片っ端から読んでいく作業です。

これは
私の
「探求」
「掘り下げていく」
癖みたいなものですが
この習性のおかげで
面白い発見と出会いがあります。

最近のお気に入りは
辻村七子さん。
「宝石商リチャード氏の謎鑑定」
シリーズにハマりました。
宝石好きな方にはもちろん
宝石がキラキラしていますし
主人公の1人リチャード氏は
「生きている宝石」
と呼ばれる美形設定ですが
私は言葉の美しさに
ノックアウトされました。

本当に
たくさんの文章を読みますが
辻村さんの文章力
ドラマの構成力
特に
語彙力
表現力は素晴らしいと思います。

今読んでいるのは
辻村さんの新作
「マグナ・キヴィタス」
アンドロイドやサイボーグが
出てくるSF作品です。

ちょっと予想していたのよりも
重めだったので
読むのを躊躇いましたが
またまた美しい表現に
出会わせてくれました。

以下抜粋

公式も定石もない状況から
結論を導き出す『直感』
というものが
エルは長い間
よくわからなかったが
記録、あるいは記憶を失っても
消し去ることができない蓄積を
魂と呼ぶのだとしたら
紛れもなく
それこそが聖性ではないかと
エルは予感した。

この中に
セラピストたちがよく使う
3つの言葉が入っています。
「直感」
「魂」
「聖性」
目に見えない概念は
授業をしていて自分でも
解説が難しい事もあるし
生徒さんに至っては
意味もわからずに
音だけ覚えている場合も
多いです。

辻村さんの作品を読みたくなり
そして他の人にも
伝えたくなるのは
美しい言語表現を
とても的確に使ってくれて
いるところです。

文章にも個性があって
辻村さんの作品には
知性と倫理と光と闇
精神性を感じます。

言葉は剣であると
聞いたことがあります。
使い方次第で
人を活かすことも殺すことも
できるという意味です。

意味もわからない言葉を
語るということは
使い方のわからない
よく切れる刃物を
振り回しているようなものです。

あー‼
言語学好きなんです‼
ちなみに哲学も好きです‼
言葉が好きです‼
言葉から漏れ出る
エネルギーを
読み解くのが好きです‼

何を言いたいのか
わからなくなってきましたが
何かが反応していることが
素晴らしいと思います。
こんな反応を引き出してくれた
小説家、辻村七子さん
オススメですよ~。

らぶ
ななこ